その他の症例
目的地は同じ
上顎前突症例(出っ歯)
上顎が下顎より前にある前後的な不正咬合



下顎前突症例(受け口)
下顎が上顎より前にある前後的な不正咬合



交叉咬合症例(横ズレ)
下顎が横方向にズレる左右的な不正咬合



開咬症例(かみ合わない)
前歯が咬まず奥歯だけ咬む垂直的な不正咬合



上下顎前突症例(口元出っ歯・くちゴボ・バイマックス)
バイマックス
アジア人種に多い歯もう一つのケースです。
最近では「くちゴボ」とも呼ばれています。
短頭型のため口元が大きく突出していることがセファログラム分析でわかります。
永久歯での3つの治療目標は叢生症例と変わりません。
マウスピース矯正や小児の拡大治療で無計画な非抜歯治療を選択すると、人工的に上下顎前突を生むことになります。冒険旅行は望まない行き先に到着することもあります。





保定期間の後戻りとマウスピース矯正
無事矯正治療(動的治療)が終わったら保定装置で後戻り防止をする必要があります。その中で残念ながら、後戻りをする場合があります。その場合の再治療に適しているのがマウスピース矯正です。一旦歯根の位置が正しくなった場合は、後戻りは傾斜移動で歯冠部のみズレていきます。
ハワイに着いたけど、ショッピングセンターで迷子になったらタクシーでホテルに帰ればいいのです。

(トルク・アンギュレーション、歯軸)
