その他の症例
目的地は同じ
上顎前突症例(出っ歯)
上顎が下顎より前にある前後的な不正咬合
下顎前突症例(受け口)
下顎が上顎より前にある前後的な不正咬合
交叉咬合症例(横ズレ)
下顎が横方向にズレる左右的な不正咬合
開咬症例(かみ合わない)
前歯が咬まず奥歯だけ咬む垂直的な不正咬合
上下顎前突症例(口元出っ歯・くちゴボ・バイマックス)
バイマックス
アジア人種に多い歯もう一つのケースです。
最近では「くちゴボ」とも呼ばれています。
短頭型のため口元が大きく突出していることがセファログラム分析でわかります。
永久歯での3つの治療目標は叢生症例と変わりません。
マウスピース矯正や小児の拡大治療で無計画な非抜歯治療を選択すると、人工的に上下顎前突を生むことになります。冒険旅行は望まない行き先に到着することもあります。
主訴 | 口元の突出感 |
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診断名 | 上下顎前突症例 |
年齢 | 12歳1か月 |
治療に用いた装置 | マルチブラケット装置 |
抜歯部位 | 上下左右第一小臼歯抜歯 |
治療期間 | 約1年 |
治療費 | 979,000円(税込) |
リスクと副作用 | マルチブラケット装置による違和感や痛み、口内炎が起こる場合があります。 口腔清掃状況が悪いと虫歯や歯周病になるリスクがあります。 歯の動きには個人差があり予定した治療期間が延長する場合があります。 まれに歯根吸収や歯肉退縮を起こす場合があります。 |
保定期間の後戻りとマウスピース矯正
無事矯正治療(動的治療)が終わったら保定装置で後戻り防止をする必要があります。その中で残念ながら、後戻りをする場合があります。その場合の再治療に適しているのがマウスピース矯正です。一旦歯根の位置が正しくなった場合は、後戻りは傾斜移動で歯冠部のみズレていきます。
ハワイに着いたけど、ショッピングセンターで迷子になったらタクシーでホテルに帰ればいいのです。
※矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。