歯並びの矯正について
口元の美しさは、歯並びによって大きく左右されます。調和のとれた歯並びは、それだけで「美しい」「清潔」「健康的」といった好印象を相手に与えます。それだけに「出っ歯」や「乱ぐい歯」に強いコンプレックスを感じている方も少なくありません。歯並びのコンプレックスには矯正治療がおすすめです。
オリーブ歯科では、矯正治療の経験が25年以上にもなる院長自らが診療にあたります。これまで、たくさんの患者さまの歯並びを美しく、健康的なものへと改善してきた経験もあり、乳歯が生えそろったばかりのお子さまから、発育が終わった成人の方まで、幅広い年齢層に対応することができます。
カウンセリングは無料で行っておりますので、歯並びのことでお悩みの際はお気軽に当院までご相談ください。
院長は日本矯正歯科学会に所属
院長安藤如規は、日本矯正歯科学会に所属。矯正治療に関する知識・技術を習得し続けています。
矯正治療とは
矯正とは、「歯並び」「顎の成長「噛み合わせ」を改善する歯科治療です。具体的には、以下のような処置を施します。
・悪い位置にある歯を正しい位置に移動して美しく並べなおす
・出たり引っ込んだりしている顎の骨を正常な方向へと誘導する
・噛み合わせが悪い歯並びをバランスよく噛める状態に整える
このような症状が出たら/このような方にオススメ
歯並びの異常は人によってさまざまです。次にあげるような症状やお悩みがある場合は、矯正治療を受けるのが望ましいといえます。
- 歯並びにコンプレックスを感じている
- 歯並びが悪くて物がよく噛めない
- 子供のうちに歯並びを治したい
- 歯並びが不揃いである(乱ぐい歯・八重歯)
- 歯と歯の間にすき間がある(正中離開・空隙歯列)
- 奥歯でしっかり噛んでも、前歯が噛み合わない(開咬)
- 上下のあご(歯)が横にずれている(左右非対称)
- 歯がねじれている(捻転歯)
- 出っ歯や受け口が気になる
歯並びが悪いと…
歯並びの乱れによって悪くなるのは、口元の印象だけではありません。お口の病気や顎の発育異常をもたらしたり、心理的な悪影響を与えたりすることもあります。
むし歯や歯肉の病気になりやすい
乱ぐい歯や八重歯のように歯が重なり合っていたり、かみ合わない歯があったりすると、食べ物のカスがたまりやすくなります。歯磨きもしにくいことから、むし歯や歯周病にかかりやすくなります
物をかむ能率が低くなる
歯並びが悪いと物をかむ能率が低下します。そしゃくが不十分なまま飲み込むと、胃や腸に大きな負担を与え、全身の健康状態も悪くなることが考えられます。
正しく発音できなくなる
ひどい出っ歯や、上下の歯がかみ合わないときや、受け口などの場合、正しい発音ができなくなることがあります。特に電話での会話が相手に聞き取りにくくなってしまったり、外国語を話すときに正しく発音できないことがあります。
あごの骨の成長を妨げる
歯並びの乱れがあごの発育を妨げ、上と下のあごの関係が悪くなったり、左右が対称でなくなってしまうことがあります。
心理的な影響を与える
悪い歯並びがコンプレックスとなり、子供時代から友達とのつき合いに消極的になったり人と話すことが苦手になってしまうことがあります。また、大きくなるにつれてコンプレックスが強くなり、社会・人間関係に悪影響を及ぼす結果となることも少なくありません。
その他の影響
外傷をうけやすい、あごの関節や口のまわりの筋肉に影響を与えかみ合わせの病気(咬合病)になりやすい、将来入れ歯やブリッジなどを入れるとき入れにくい、などの障害が考えられます。
矯正治療について
子供の矯正治療
お子様の矯正治療は、一人ひとりの骨格や歯の生え方、筋肉の習慣、呼吸の仕方によって治療時期や治療方法が異なります。大きく分けると乳歯列での早期治療(3~5歳ごろ)、混合歯列期の第1期治療(6~11歳ごろ)、永久歯列の第2期治療(12歳ごろから)です。
・早期治療(3~5歳ごろ)
早期治療では指しゃぶりや、口呼吸などの生活習慣を治したり、取り外しの装置などで筋肉のバランスを整えたり、反対咬合などの上下のあごのずれを改善していきます。
・第1期治療(6~11歳ごろ)
第1期治療ではかみ合わせのカギとなる6歳臼歯の上下左右のずれを治し、上下の前歯の位置関係を治します。 骨格の矯正もあわせて行います。
・第2期治療(12歳ごろから)
第2期治療では永久歯列全体の歯列矯正を行います。大人の矯正治療とほぼ同じ意味とお考えください。
大人の矯正治療
大人の矯正治療では、第2期治療と同等の治療を行いますが、歯の重なりが大きい場合や歯の出っぱりが大きい場合は、歯槽骨にインプラントを植え、歯を効率的に移動していきます。使用するブラケットは、当院標準のセラミックブラケットのほか、歯の裏側につける舌側ブラケットもお選びいただけます。
・通院頻度と治療期間
通院は1月に一度で、約1年半から2年の治療期間です。
・部分矯正にも対応
患者様によっては部分矯正も可能です。その場合は、短期間で料金もお安くなります。 当院は矯正専門医が常勤しております。 予約以外でも、装置の破損等の不快事項があればいつでも対応いたします。
矯正治療の流れ
初診
[初診相談 無料(所要時間:30~60分)]
初診相談では実際のお口の中を見て、かみ合わせの状態、治療方法、治療時期、期間、費用の見積もり等をお話しいたします。お時間は、30分から1時間おとりします。もし当日、検査ご希望の場合は検査診断料金の33,000円(税込)がかかります。もちろん、ご相談だけでも結構です。
精密検査
[精密検査 33,000円(税込)(所要時間:30分程度)]
歯の写真、顔の写真、歯のレントゲン写真、頭部のレントゲン写真、歯列の模型などの治療計画に必要な資料をとります。成長期のお子様には手のひらのレントゲン写真で成長予測をします。症状により、顎関節のレントゲン写真や顎運動の検査もします。お時間は30分程度かかります。
矯正診断
[ 精密検査料金に含まれます (所要時間:60分程度) ]
精密検査の結果をもとに、不正咬合の診断、成長予測、治療時期、治療方法、治療期間、治療費用について説明をします。患者様によっては、治療の選択肢が複数ある場合があります。 ご自分の希望に合わせて、お選びください。お時間は1時間おとりします。当院はインフォームドコンセントを大切にしております。すべて説明に納得された上、治療開始となります。お考えが決まらない場合は、何度でもコンサルテーションいたします。
経過観察
[ 無料 ]
成長期のお子様の中には、診断の結果経過観察となる方もいます。 当院がお子様の治療でもっとも大切にしていることは、しっかりとコミュニケーションをとり、お子様の不安を少しでも取り除くことだと思っております。そのために、治療の適齢期以前のお子様でも無料で定期健診(経過観察)を行っております。
歯ブラシ指導(無料)
[ 無料 ]
お口の清掃状態が悪い患者様には、治療開始まえに歯ブラシ指導を行っております。治療中も引き続きできる限り、カリエスリスク(虫歯の危険度)の軽減を図っていきます。
治療
子供の治療
お子様の矯正治療は、一人ひとりの骨格や歯の生え方、筋肉の習慣、呼吸の仕方によって治療時期や治療方法が異なります。大きく分けると乳歯列での早期治療(3~5歳ごろ)、混合歯列期の第1期治療(6~11歳ごろ)、永久歯列の第2期治療(12歳ごろから)です。
[早期治療(3~5歳ごろ)]
早期治療では指しゃぶりや、口呼吸などの生活習慣を治したり、取り外しの装置などで筋肉のバランスを整えたり、反対咬合などの上下のあごのずれを改善していきます。
[第1期治療(6~11歳ごろ)]
第1期治療ではかみ合わせのカギとなる6歳臼歯の上下左右のずれを治し、上下の前歯の位置関係を治します。 骨格の矯正もあわせて行います。
[第2期治療(12歳ごろから)]
第2期治療では永久歯列全体の歯列矯正を行います。大人の矯正とほぼ同じ意味とお考えください。
大人の矯正
第2期治療と同等の治療を行いますが、歯の重なりが大きい場合や歯の出っぱりが大きい場合は、歯槽骨にインプラントを植え、歯を効率的に移動していきます。使用するブラケットは、当院標準のセラミックブラケットのほか、歯の裏側につける舌側ブラケットもお選びいただけます。 通院は1月に一度で、約1年半から2年の治療期間です。
患者様によっては部分矯正も可能です。その場合は、短期間で料金もお安くなります。 当院は矯正専門医が常勤しております。 予約以外でも、装置の破損等の不快事項があればいつでも対応いたします。
保定
歯列矯正を行った後に後戻り防止のためリテーナーと呼ばれる取り外し式の装置を使用します。 動かした歯の周りの骨が固まるまで治療期間と同じくらいの期間使用します。通院は2~3ヶ月に一度です。
メンテナンス
無事矯正治療は終了です。きれいな歯、正しいかみ合わせは一生の宝物です。それを失わないように、保定終了後半年から1年に一度来院して、チェックします。
矯正治療の料金表
- 初診相談料
- 無料
- 検査・診断料
- 33,000円
- 小児矯正
- 55,000~440,000円
- 永久歯列全顎矯正
-
990,000円
(表側にセラミックブラケット装着)
55,000円
(インダイレクトオプション) - 部分矯正
- 110,000~550,000円
- 調整管理料
-
66,000円(想定治療期間1年)
99,000円(想定治療期間1.5年)
132,000円(想定治療期間2年)
165,000円(想定治療期間2.5年) - 矯正終了時検査(資料採得)
- 11,000円
- 保定装置(リテーナー)
- 55,000円
※ 料金表内の価格はすべて税込です
※ 小児矯正から永久歯列矯正に移行する場合は小児矯正料金を差し引きます
※ キャンセルが多い、顎間ゴムの使用が悪いなど患者様都合で想定治療期間を延長の場合は追加の調整料がかかります
※ 矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です
※ 一般的な治療期間と通院回数
・マルチブラケット法による治療期間と通院回数 約1年6ヶ月(通院回数:約20回)
※一般的なリスクと副作用
・便宜抜歯に伴い一時的に抜歯部位の出血やお痛みが発生します。
・計画通りに通院出来な場合や、顎間ゴムの使用が悪い場合は、治療期間が延長し良好な噛み合わせが得られない場合があります。
・口腔清掃状態が悪い場合、虫歯や歯周病を発症することがあります