歯並びや噛み合わせの乱れを放置すると、さまざまなデメリットが生じます。

①第一印象が悪くなる
皆さんは、初めて出会う人と話をする時に、まずどこに目がいきますか？目や髪型、その人の立ち振る舞いなど、注目する点は人によって異なるかもしれませんが、ほとんどの人は口もとに目がいくものです。なぜなら、言葉が発せられるのは口もとであり、その人の話をしっかり聞き逃さないようにすればするほど、口もとへと意識が向かうからです。

その際、乱れた歯並びがのぞいたら、マイナスの印象を受ける人がほとんどです。また、初対面の場合であれば、どうしても第一印象が下がってしまいます。

歯並びが乱れていると口元の審美性が低下し、その人の印象すら悪くしてしまうこともあるのです。歯並びの悪さがご自身のコンプレックスにもつながります。

②お口が不潔になりやすい
歯並びや噛み合わせに乱れがあると、歯や歯と歯の間に汚れがたまりやすくなります。これは歯並びが悪いことによって、歯と歯が重なっているところなどに歯ブラシが届かない・磨けないことが原因です。

また、上下の歯が適切に噛み合わないことから、自然と汚れが流れて落ちていく「自浄作用（じじょうさよう）」が適切にはたらかないことにより、お口の中に汚れがたまりやすくなってしまいます。

③正しく発音できなくなる
いろいろな言葉を正しく発音するためにも、正しい歯並びが大切です。例えば前歯の間に大きなすき間が存在する「すきっ歯」では、発音の際に空気が漏れ出てしまうことから、サ行やタ行が発音しにくくなります。

④顔の輪郭がいびつになる
顎の骨が発育途中にあるお子さまの場合、歯並びや噛み合わせに異常があることで、顎の正しい成長を妨げてしまうことがあります。その結果、上顎前突（じょうがくぜんとつ）や下顎前突（かがくぜんとつ）といった、骨格の発育異常に由来する歯並びや噛み合わせの乱れへと発展していきます。

⑤胃腸への負担が大きくなる
歯並びや噛み合わせに異常があると、食べ物を噛み切ったり、噛み砕いたりする機能が低下します。そうした咀嚼能率（そしゃくのうりつ）の低下は、食べ物を丸のみしがちになることから、胃腸への負担を大きくすることにつながります。すると、胃腸が不調となることが増えたり、栄養の吸収を妨げられたりするようになるのです。

歯並びの乱れをコンプレックスに感じている方は意外に多いものです。というのも日本人は顎の骨が小さく、すべての永久歯がきれいに並ぶためのスペースが不足する傾向にあるためです。そのため、皆さんのまわりでも出っ歯や乱ぐい歯などをコンプレックスに抱えている方はたくさんいらっしゃることかと思います。

もちろん、歯並びの乱れというのは、なかなか相談しにくいものですし、「大人になってからではもう遅い」とあきらめてしまっていることから、周囲に隠しているケースも少なくありません。少なくとも当院には、歯並びの乱れに悩まれている方がたくさんいらっしゃいますよ。

矯正治療は、大人になってからでも十分受けることができます。当院の矯正治療では、歯の色に酷似した透明なセラミックブラケットを標準的に使用することで、目立ちにくい矯正治療を行っています。

歯の裏側に装着する「舌側ブラケット」を用いれば、さらに装置が目立ちにくくなります。

「社会人になってから矯正治療を受けるのは無理」とあきらめている方も、まずは当院までご相談ください。50人に1人しかいない矯正認定医の院長が最善といえる治療法をご提案いたします。無料の歯科矯正相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。矯正治療ページへ無料歯科検診ページへ