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詳しすぎるパンフレット

交叉咬合

臼歯部交叉咬合、側方歯のオーバージェットがマイナス

奥歯の交叉咬合:3歳~9歳、発見され次第なるべく早期上顎側方拡大治療
口呼吸などの口腔周囲筋(口唇、頬、舌など)のアンバランスにより上顎が狭められ、奥歯の交叉を起こします。

ご家族には見つけにくいですが、正中線(上下の真ん中の線)のズレがあれば交叉咬合が疑われます。下あごの先端のオトガイが左右にズレているのも特徴です。

顔の変形も伴い大人になってからの治療では難易度の高い不正咬合になります。
オリーブ歯科では小児の定期検診で必ずチェックする項目です。

上顎の6歳臼歯が内側に入り、
下あごは向かって左に偏位しています

【実際の拡大床】


上顎の6歳臼歯が内側に入り、
下あごは向かって左に偏位しています

上顎拡大治療により交叉咬合が治り
上下の真ん中の線(正中線)も合ってきます
この時期に前歯の矯正はしてはいけません

V字型 狭窄歯列

口呼吸、指しゃぶり、口唇閉鎖不全などにより上顎歯列への下顎の咬み込みが無く、舌が下に下がり下顎が広がり横からの頬粘膜の圧力により上顎が狭窄しV字歯列になり交叉咬合になる
(バクシネーターメカニズム)

拡大床(上顎側方拡大)
中央のねじを回し必要な量の側方拡大を行います

バクシネータ-メカニズム(頬筋機能機構)について

人の歯列の外側には口輪筋、頬筋(唇と頬の筋肉)があり、内側には舌があります。
通常は唇は閉じていて鼻で呼吸をしています。そのとき上下の歯は離れていますが唇、頬、舌に軽く挟まれて力のつりあった場所に並ぶことによって正しい歯列の形( U字歯列)になります。

また物を飲み込む嚥下時には歯がかみ合い舌が口蓋(上顎のお皿)にぐっと押し当てられ、唇と頬が軽く緊張し上下の歯列は歯槽骨の真ん中に位置するように力を受けます。
お菓子の箱(上下歯列)の中にお菓子(舌)が詰まっていて包み紙(唇、頬)で包まれている状態です。

指しゃぶり、口呼吸、口唇閉鎖不全(お口ぽかん)などにより上顎歯列への下顎の咬み込みが無くなり、舌が下に下がり下顎が広がり、上顎は横から頬粘膜の圧力により歯列が狭窄しV字歯列になり交叉咬合になります。

拡大装置の間違った使い方

拡大床を含めた拡大装置は、本来狭窄した上顎骨を側方(横方向)に拡げるための装置です。
さまざまな装置で歯冠部(歯の頭)を押し広げますが、歯根の先端(根尖)の位置は変わりません。
上顎骨の狭窄歯列は歯冠部のみ内側に倒れているので、それを拡大すると正常な位置まで起きてきます。
一方下顎骨は頭蓋骨にぶら下がって孤立した骨であるため、非常に硬く狭窄も起こりにくいです。

交叉咬合ではなく歯のでこぼこの改善のために上下の歯列に側方拡大を行ってしまうと、歯根の先端(根尖)を残したまま歯冠だけが拡がり、正面から見て「ハの字」になります(歯の傾斜移動)。
また下顎は骨が硬く上顎ほど拡がらないため、過剰に拡大すると上顎の内側の山(舌側咬頭)が下顎の頬側咬頭を乗り越えてしまい、交叉咬合とは逆の「鋏状咬合(はさみじょうこうごう)」になってしまいます。

また、長期間プラスチック素材が口蓋(上あごのお皿)や下顎の内側を覆い、舌の動きが不自然になり(舌癖)、二次的な不正咬合や発音の問題を生む可能性もあります。

交叉咬合以外で拡大装置が適応となるケースはごく限られています。
軽度のでこぼこで、これから生えてくる永久歯のスペースも十分にあり、セファロ分析からも顔から前歯がはみ出ていない場合のみが適応となります。

交叉咬合(治療が必要)

悪習癖などにより上顎歯列の幅が狭くなり、左右どちらかの奥歯が交叉する状態です。
上顎の頬側咬頭が下顎の頬側咬頭の内側に入りその結果、下顎骨全体が交叉している側に偏位し、正中線とともにオトガイ(下顎の先端)がズレます。
お菓子のフタが小さく容器と大きさが合っていない状態です。
大人まで放置すると顔が曲がり顎関節症状も発症します。
この状態では上顎の拡大治療が必要です。

正常咬合(左右的に正常な状態)

上下の幅が合っていて左右の頬側咬頭と舌側咬頭が緊密にかみ合っている状態です。(咬頭嵌合
クシネーターメカニズムが正しく働いています
この状態で前歯のでこぼこのために拡大治療をすると以下のような医原性の不正咬合が起こります。

不必要な拡大治療(する必要がない)

左右的に正常な歯列を拡大すると、歯が外側に傾斜し、頬側咬頭が咬まなくなってきます。
ここで拡大治療をやめるとバクシネーターメカニズムが働き、咬頭嵌合も不安定のため元の状態に戻ろうとします。
それでも無理に拡大治療を続けると以下のようになります。

病的な拡大治療(してはいけない)

上記の状態からさらに歯列を拡大すると、上顎の舌側咬頭が下顎の頬側咬頭を超えてすれ違い鋏状咬合(はさみじょうこうごう・シザースバイト)を起こします。
下顎骨全体が鋏状咬合の反対側に偏位し、正中線とともにオトガイ(下顎の先端)がズレます。
この段階だと拡大治療をやめても元に戻ることはありません。早めのリカバリーが必要です。

※顔写真はご本人の許可を得て掲載しています


大人になってからの交叉咬合治療

交叉咬合は通常左右どちらかに起こるため、交叉咬合が起きている側に下あごが偏位します。
治療せずに放置すると顔の変形が起きます。また、大人になってからでは顔の変形は歯列矯正では治せず、程度がひどい場合は外科矯正の対象になります。
上下の歯は歯列矯正で治せますが、難易度は非常に高くなります。
そのためにも交叉咬合の治療はできる範囲で早期治療が望まれます。




3台がやっとの広さですが、口腔外バキューム(青○)がついてます

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